セミナーや研修会に出向いた方が良い理由とそのメリット
エンジニアやITコンサルタントなどIT業界で働く人は、セミナーや研修会に出向くことが多い印象があります。お金と時間がかかるし、休日がつぶれてしまうため、敬遠する人も多いですが、セミナーや研修会には実際どのようなメリットがあるのでしょうか。
一番のメリットは、幅広い業種の人と関わりを持てることです。自分の会社の人間だけとしかコミュニケーションを取らないとどうしても会社の空気に染まってしまい、考え方が偏りがちです。
別の組織の人間の考えや思考回路に触れることで、自分の中に新しい概念が育ち、結果的にそれが自分の会社の成長につながるのです。また様々な種類の人間と関わっておくと、転職や独立の際に、新しい環境に対応する力が育ちます。
業界内外の生の声を聴くことができるのも、セミナーや研修会に参加する大きなメリットです。現代ではインターネットで全ての情報を得ることができると思われていますが、インターネットに掲載されていない情報など山ほどあります。
特にセミナーを開催している企業の最新情報や、企業内でしか共有されていない考え方などはインターネット上にな存在せず、有益であることが多いです。インターネットが発達した今でも、やはり生の人間から対面で得る情報には大きな価値があることを知っておきましょう。
人脈もインターネットだけで手に入らないものです。クラウドソーシングやSNSを通した人脈作りが主流になっていますが、実際に対面して会話をした相手と得た交友関係と比べると、クオリティーと安心感の面で劣ります。質の高い人脈を作るのなら実際にセミナーや研修会に足を運ぶことが近道になります。